10年後はラスクを持ったフェアリージャパンの一員?

「ママ、明日から夜白いごはんいらない」

「なんで?」

「足細くなりたいからダイエットするの」

 

突然の小2女子ダイエット宣言。見た目はそんなに肥満という体型ではないし、どちらかという身長もあるので、細身に見える。ただ、筋肉質なのか細身のマッチョ。といったところか。

20代の男性であれば、完全にストライクゾーンなのだが、小2女子にとっては、ほっそりとした長い足に憧れるらしい。

今年の1月から、本人の希望で新体操の習い事に通い始めた。週1回ではあるが、本人はとても楽しいらしく、毎週木曜日の新体操の日を心待ちにしている。
ところが、娘より以前に習っていた他の女の子はいわゆる新体操体型で、体の線も細くしなやかで美しい。

本人からしてみれば「同じ女の子なのに自分と体型がぜんぜん違う・・・」と少し劣等感を抱いたようだ。
まだ小学2年生。これから成長期を迎えるし体型などどうなるかわからない。

しかし本人は少しでも理想体型で体を動かすことを目指しているのかもしれない。
まずはそんな彼女の気持ちを受け止め、夕飯は野菜・魚中心の和食。ご飯を全く食べないというのは成長期である子どもにとって、あまりいい栄養バランスではないので少なめで出している。

しかし、そういう環境におかれて必然的に「ダイエット」という言葉が出てきたとは言え、小学2年生で自身の体型を気にするとは・・・。
自分の小2時代など、体型どころか服にどろんこつけて髪をふり乱し、近所の子と鬼ごっこやかくれんぼに興じていたような記憶があるが、これも時代なのか。

厚生労働省の調査によると、主に小学生の幼児肥満が深刻な問題になっているようだ。

小児肥満の70%が成人肥満に移行すると考えられている。そして、小児肥満の原因は食事内容より、睡眠時間の減少・屋内でゲームをする時間が増え、外に出て体を動かす機会が減ったことによる運動不足といった、生活のリズムが大きく変化したことのほうが大きな要因と言えるそうだ。

そう考えると、毎日学童に通い汗だくで遊び、週1回の新体操通いをしている娘は十分子どもらしいのではないか。
ここは無理に食事制限するのではなくバランスのいい食事を心がけたい。

これは体を動かす機会がすっかり減ってしまい、自宅の階段を昇るにも息切れしてしまうような私にもピッタリな食事スタイルだ。
実に理想的。そしてダイエットというと甘いものを我慢するのが鉄則というのが一般的だが、それは甘いもの好き親子のわたしたちにはストレスがたまる一方だ。

実は全く甘いものを食べないと貴重な筋肉をどんどん削ってしまい基礎代謝が落ちて逆に太りやすい体質になるそう。

食べるタイミングが大事なようだ。食事する20分前。そして午後3時ごろ。
いわゆる「おやつの時間」だ。午後3時というのは脂肪を蓄える体内の働きが弱まる時間帯らしい。
ストレスも脂肪も蓄積されない程度に楽しむのが一番のダイエットの近道なのかもしれない。

そういえば、レッスンが始まる前、子ども達が各々おやつを持ち寄りかわいい女子会が始まる。
そんな場にも個包装されたシベールのラスクはピッタリなのだ。しかも様々なフレーバーがあって選ぶ楽しさもある。

きっと10年後はラスクを持ちながらダイナミックで繊細な動きで観客を魅了するフェアリージャパンの一員になっている・・・かな?!