お中元はなくなってしまうのか?!

アニメ「サザエさん」は、季節に準じたテーマをたまに持ってくることがあるが、先日は「うれしいお中元」だった。

毎年誰に何を贈るのかが悩みの種である磯野家とフグタ家。夫婦でデパートへ行き、あれこれと品定めするのだが、「みんな一緒のものでいい」というマスオさんに対し、「相手の好みに合わせで品定めしないと出世にひびく」と、孤軍奮闘するサザエさん。
あれこれとお中元を買ってマスオさんと波平さんはもうぐったり~。という流れ。

幼い頃は我が家にも父の仕事関係先からいくつかお中元が届いていたし、こちら側も贈っていたような気がする。
普段なかなか食べられない高級ハムやメロンに高揚した記憶があるが(笑)、私が就職した先でも上司にお中元を贈るという習慣はなかった。

ちょうどバブルがはじけて景気が悪化していた頃。みんな家計を引き締めるために、お中元を控えるようになったのかもしれない。
さらには最近の若い世代は、いつ、どこで、誰に贈るべきなのかも知らず、お中元という文化自体が、廃れ気味になりつつあるのかもしれない。

お中元とは・・・・
先の「サザエさん」でもタラちゃんに「お世話になっている人にいつもありがとうという気持ちを込めて贈り物をするのよ。」と説明していたが、日本では室町時代から始まり江戸時代には庶民にも広まった文化だとか。

意外と。と言っては何だが歴史のある文化なのだ。そもそも中国では7月15日の「中元」に神様にお供えものをする道教の行事があったのだが、これが日本に来て、「宇蘭盆会(うらぼんえ)」と重なり、先祖への供物になった。
また生者への贈り物のやり取りにも発展したというのが一般的なお中元の歴史だという。

しかし現代では、インターネットの普及で様々な人と簡単に繋がれるようになった。確かに対面したことのない方から仕事の依頼があったり、私自身もお願いすることもある。
一昔前なら、書中見舞いや年賀状で疎遠になった知人の無事を確認するしか方法がなかったため、その繋がりを維持するための労力が暑中見舞いや年賀状であった。

しかし、現代はインターネットで簡単に人と繋がり、コミュニケーションが取れてしまうという時代背景もあり、お中元をわざわざ贈る。という文化や習慣が衰退してしまっているのかもしれない。

しかし、お中元は室町時代から続いてきた日本の文化でもある。お世話になった人に感謝の気持ちを贈る。
相手のことを考えて贈るという行為は、お中元という「モノ」を通じて気持ちの温度も感じるものだ。

それは「ありがとう」なのか「お元気ですか?」なのか「また遊びに来てください」なのか「お世話になっています」なのか・・・。
贈る人の気持ちが伝わる素晴らしい習慣でもある。

お世話になっている方は多くいるのに、自宅の住所を知らないという場合も今の世の中ある。
そんな時は自宅ではなく会社へ贈るという手段もある。私も今年は日ごろの感謝の気持ちを伝えよう。

 

シベールにはそんな夏ギフトにぴったりな商品もたくさんある。おススメは「じゅれとスイーツラスクのセット」。
山形県産のラ・フランス、さくらんぼ・りんご・桃・ぶどう・ブルーベリーの果汁をたっぷりと使った豊潤な味わいのじゅれとサックサクのラスクがセットになったギフトだ。

山形を存分に味わっていただくことで、少しでも山形の風土を感じてもらえたら嬉しい。
ひとりひとりの顔を思い浮かべながら気持ちに感謝とお礼の温度を乗せて・・・。