国民幸福度世界一のデンマーク人とラスク

 森に囲まれた里山ソムリエな日々
里山でラスクを頂きながらあんなこと、こんなことおしゃべりする、そんな時間が届きますように。

タキコさんのアイシングクッキーとラスク

 

 デンマークの友人家族が山形へ遊びに来ました。私が前回デンマークを訪れた時、彼らは、鯉のぼりのような大きな国旗を空高く掲げて待っていてくれました。デンマークでは、お誕生日やお祝いがあると国旗を掲げる習慣があります。そこで、今回はデンマークの国旗のクッキーでお迎えしました。

 ところで北欧の国々の国旗は、みんな左に少し寄った十字架スカンジナビアンクロスが描かれています。デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、アイスランドと周辺の4つの諸島は、色違いのスカンジナビアンクロスの国旗です。

その始まりとなったのは赤字に白のクロスのデンマークの国旗ダナブロ(Dannebrog)、天から舞い降り、勝利を導いてくれたという伝説があります。

 さて、太陽をたくさん浴びることの大好きな彼らは、連日、山々にハイキングに出かけ、日焼けをしてとても満足そうです。
冬はスキーを楽しめる天元台や蔵王から帰って来た彼らをみてびっくり、短パンに半袖で出かけたそうです。次の日も山間の秘湯に出かけ、夕立に会い、天然のシャワーを天然のお風呂の中で浴びたと感動していました。

 彼らの泊まった場所は、ワイファイも通じず、また訪れる先々で日本語だけの表記で困ったこともあったのではと、心配しましたが、さすが国民幸福度世界一のデンマーク人、不便なことも全て楽しんでいます。

 ホスピタリティは、もてなす側ともてなされる側、双方の思いやりがあって機能することを彼らと過ごして改めて感じました。滞在中、素敵な出会いを次々とするのは、素敵な人たちだから。山形のラスクもとてもお気に入りでした。

卒業式を終えたデンマークの高校生 イラストJ. Kikuchi

 

 日本が梅雨の頃、デンマークは高校の卒業シーズンです。そしてそれを終えると多くの高校生が1年間の長期休暇をとり、世界中を旅行したり、アルバイトをしたりします。私も何度か、高校を卒業したばかりのデンマーク人の方を受け入れたことがありました。日本人には本当にびっくりするようなことですね。

 大学への入学は、日本のような試験はなく、高校の成績で決まります。また、その成績が基準に満たなければ、職業体験や旅をしてポイントを稼ぎ、大学入学への成績を補うこともできるのです。

 さて、晴れて卒業試験を終えた高校生は、白い帽子をもらい、トラックに乗って爆音を立てながら街へと繰り出します。それからクラスメートの家々を訪ね、お祝いをしてもらうのです。このイラストのような光景が街角に溢れ、行き交う車は「おめでとう」の合図にクラクションを鳴らします。

 デンマークに暮らし、その光景に出会った時は、一体何が起こったのかと本当にびっくりしましたが、笑顔で手を振る高校生に、こちらまで感激しました。 高校の卒業は、大人として社会に認められる第一歩、デンマークでは、18歳にナルトお酒も飲めるようになります。

 さて、デンマークから遊びに来ている友人のお土産にラスクを用意しました。プレーン、クルミ、レモン、サクランボと4種類並べておやつにも頂きました。軽くて、おしゃれなパッケージは、海外のお土産にとても喜ばれます。