かぼちゃ?かぶ?お菓子?

本当に、日本人は海外から伝わってきた文化を日本で独自に進化させて楽しむのが得意である。

暑さが和らぎ秋の気配を感じる頃、街はハロウィンの装飾で賑やかになる。各地でイベントが開催され、すっかり定着しているようにも見えるが、これほど盛り上がるようになったのはここ数年のような気がする。

ウチの娘が保育園に通っていた3年前には、すでにひとつの行事として「ハロウィンパーティ」があり、この日だけは児童も先生も仮装して1日を過ごし、夕方迎えに行くとたくさんのお菓子をもらってくるのだった。

毎年どんな服装にしようか迷いどころではあったが、子どもはとても楽しみにしている行事のひとつだった。

で、改めて「ハロウィンってどんなイベントか知ってる?」と訊ねてみたところ、「おばけが来ないようにジャックオーランタンを玄関先に飾って、子どもたちはお菓子をもらうんでしょ?」と、てっきり仮装してお菓子をもらうイベントだと思っているのでは?
と勝手な思い込みをしていたが、意外と本来の意味も理解していてびっくり!保育園時代、行事の習わしも学んでからその文化を楽しんでいたようだ。

もともとハロウィンの起源は、古代ケルト人が行っていた秋の収穫祭や悪魔祓いの儀式で、アイルランドやスコットランドから始まったといわれている。

古代ケルト人たちは、11月1日を新年として大晦日の10月31日に悪霊も一緒に来ると信じられていたそう。
その後、ケルト人はキリスト教のカトリック系民族に侵略されるが、ハロウィンの風習だけは排除されることなく、キリスト教に取り入れられたということだ。

現在アメリカなどでは宗教的な意味合いはほとんどなくなり、民間行事のひとつとなっている。

日本では1970年代にキャラクターショップが、ハロウィン関連商品の販売を始め、1983年に原宿で「ハロウィンパンプキンパレード」としておよそ100人の参加者が仮装してパレードを行ったそう。

しかし当時は認知度も低く、参加したのはほとんどが外国の方が多かったとか。今でもこのイベントは続けられているというが、なんといっても大手テーマパークが大々的にハロウィンイベントを開催したことが定番化され、それまで「ハロウィン」というものを知らなかった人たちが、興味を持つようになったといっても過言ではない。

とは言うものの、日本のハロウィンは渋谷のスクランブル交差点を思い出すように、大人が盛り上がるイベントというイメージが強い。
先述したとおり、アメリカでは本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなり、子どもが楽しめる地域のイベントになっている。

先日我が家の娘も友達の家でハロウィンパーティをやる計画を立て、「アナ雪」のドレスを何日も前から試着し、友達に配るお菓子を均等に準備して楽しみに出かけていった。

仮装だけではなく、ボディペイントシールで顔に傷を作って流血させ、迎えに行った親をびっくりさせていた。

仮装して大通りをハイテンションで歩く大人たちに、外国人は少し不思議がっているようだが、仮装とお菓子はやはり外せない。人気のお店もハロウィンのお菓子がたくさん並んでいる。

我が家はもちろんシベールのお菓子たち。サクッと軽い個性的なクッキーたちが、箱の中から「いたずらしちゃうぞ~」と今にも出てきそう~。
それぞれの味が怪しげで楽しげな
ハーモニーを奏でていて、箱の中ではもうパーティが始まっているようだ。パーティの主役に。

子どもたちのお菓子に。活躍してくれるジャック・オー・ランタン!!