~お菓子のはなし~追憶のマドレーヌ

シベールが生まれるずうっと前・・・

シベールの創業者 熊谷が、幼かった頃に読んだ小説

マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』に

出てきたお菓子「マドレーヌ」

いつかお菓子屋になって、こういうお菓子を作ろう そしてみんなを幸せにしよう、と志をくれた

愛すべき、シベールの原点となる記念菓です。

 

01.材料はとってもシンプル

基本の材料は粉・卵・砂糖・バターと、とってもシンプルですが

ふんわりとした食感の中に サクッ!とした歯切れの良さがあり

いつ食べても変わらないやさしい味わいが特徴です。

 

まずは卵と砂糖をあわせ、ボウルの底に火をあてながら、
温度を細かくチェックしつつ混ぜます。

この生地を火にかけるのと同時に、バターも火にかけて溶かしていきます。

 

次に、粉と、ブルターニュ産の海塩を加えて混ぜ、
そして、溶かしたバターを注ぎ入れます。

最後は人の手でしっかりと全体を混ぜます。
大きなヘラで混ぜるのですが、重くてとっても大変!
一度の仕込みで、30〜40㎏くらいの重さの生地ができあがります。

 

02.型はもちろん あのかたち

マドレーヌといえば、貝殻のかたちですよね。

シベールのマドレーヌも、型はおなじみの貝の形!
型が並んだ天板に、生地を注いでいきます。

いよいよオーブンの中へ。上火210度、下火110度で13分間、
トンネルオーブンの中で焼きあげていきます。

焼きたてのマドレーヌは、真ん中をぷっくりと膨らませています。

型からすばやく外し、マドレーヌはベルトコンベアーに乗って流れていきます。

この時に、大切なのが、しっかりと人の目でチェックすること。

焼き色が薄いものはないか、焦げはないか、ひとつひとつ、確認します。

同時にゆっくりと冷却していきます。

03.包装して、できあがり

焼きたてのものは、とってもサクサクしていますが
時間が経つにつれてしっとりしていき、色づきも濃くなっていきます。

出来来たてのマドレーヌはすぐお店に出すわけではなく、
一日経ってからもう一度目視チェック。

センサーや人の目による幾重ものチェックを経て追憶のマドレーヌが完成します。

 

04.マドレーヌからのお願い

マドレーヌには純良なバターが溶かされて、たっぷりと加えられます。

そのため、冷蔵庫に入れて冷やしすぎると、固くなってしまい、温室に戻しても元の状態には戻りません。

お茶の間のテーブルの上が居心地のよい場所ですので、お口に入れるまで、どうぞ常温でお取り扱いください。

 

>>オンラインショップ:

マドレーヌが入った商品はこちらから

http://www.ruskfrance.net/shop/items/index/21


~お菓子にまつわるABC~

“マドレーヌ”はフランス:ロレーヌ地方コメルシー村生まれのお菓子。

今もこの村の特産菓子として知られています。

その誕生には多くの逸話があり、中でも18世紀にこの地方を治めていた

元ポーランド王のメイド マドレーヌが、仕事を放棄した菓子職人に代わって作ったところ、

大評判になったという話が有名です。

このほか、コックであったマドレーヌ・ポールミエという人が考えだしたので

その名が付いた・・・という説も。

今や世界中で愛され作られているマドレーヌですが

本場コメルシーで作っているのは二か所だけだそうです。